一つ前 [さ] 一つ後 [す] 一つ上 目次 新幻魔大戦編 新幻魔大戦編 TopTop

し

死
【幻16】まるで人間が乗物を捨てるように、魂が肉体から去っていく状態。
子宮癌
【幻8】→卵巣癌。
自己催眠による幻覚
【幻7】東三千子が、久保陽子誘拐のとき、丈を呼び出そうとして精神集中した際に起った現象。実際には幽体離脱現象なのだが、彼女にはわからない。その途中で、不思議なセントバーナード犬に会う。その後で、江田四朗の本拠へ行き、彼が幻魔となったことを見抜き、久保陽子がその毒牙にかかった後であることを知った。
自己省察
【幻15】反省のこと。自分の心を顧みて、“偽の我”を発見し、それを消すこと。もしくは消えるように説得すること。
時代の気分
【幻7】その時代の動きを決定する、理性だけでは律しきれない人の感情。逆に、その人の心を決定づけてしまう、その時の大部分の人々の心。“時代の意志”とも言う。
七鬼八樹[しちきはっき]
【幻19】あやしげな疑似科学的理論を展開する新興宗教団体の教祖。二十四、五歳の大学生らしい。“星の門（スターゲイト）”を発刊し、他の宗教団体の悪口を書いて、マスコミにばらまく。江田四朗によって精神支配をうけ、操り人形になっているらしい。
実業家
【幻8】東丈と面会した人物の中の一人。丈を霊感占いの一人と思い、自分がいつ死ぬかを教えてもらおうとした男。また、霊媒のように、亡母を呼んでくれとも言う。丈の唱える宇宙的真理は理解できなかったものの、彼の人間性には感心したらしい。
実録小説
【幻5】江田軍団が、東丈をおとしめるために書いた小説。東丈を魔王として、彼がＧＥＮＫＥＮの女性幹部達とどのような変質的な行為をしているか等を書きまくったもの。著者は江田四朗。
信夫祐子[しのぶゆうこ]
【幻19】東洋病院の見習看護婦。金本義男に関心を持っている。
支配者の魂を持つ者
【幻13】奴隷願望の対象となる優越者のこと。高鳥慶輔の説であり、彼や、東丈がそうであるという。
柴田[しばた]
【幻4】江田四朗にそそのかされて、ＧＥＮＫＥＮ総会を潰そうとした一人。
渋谷駅前の銀行
【幻11】ここに、東丈の口座と預金がある。“幻魔の標的”の原稿料が預けられている。
ジーベンヴェルゲン王家
【幻1】トランシルヴァニア王国の王家。超常能力者の血を代々生み出している。ルナはここの第一王女。
事務局の若者
【ハ1】ＧＥＮＫＥＮの会員。郁江からの電話を、平山圭子に取りつぐ。
下川
【ハ2】ＲＭＡの会員。“幻魔の標的”の悪口を言ったことが高鳥にばれる。
下々の者
【幻20】井沢郁江をとりまくＧＥＮＫＥＮの人間が、塾の者達に対して抱いている差別意識。見下している態度に対し田代光子の使った言葉。
邪鬼
【幻20】岩戸火見子にとりついて彼女をそそのかした“守護霊”の正体。暗黒界の大魔王級の存在。
写真
【ハ1】井沢郁江は、自分の写真を有名写真家に撮らせ、それをマスコミ向けの写真にしたり、実費で会員に分けて、お守り代りに持たせたりしている。それに倣って、無名塾でも、河合康夫がこっそりと東三千子の写真を撮り、塾生の間でお守りにしているという。
写真立て
【幻8】井沢郁江の部屋にある。青林学園時代のＧＥＮＫＥＮメンバー全員で撮った写真の入っている写真立て。丈は、その写真立てをＰＫで操作することによって、木村市枝達が郁江に会いに来たことを知らせた。
ジャックポット
【幻12】スロット・マシンの大当りによせて、東丈が地球の最期についてたとえたもの。良くないこと、起っては欲しくないような災難が総て起るというもの。
州兵
【幻3】黒人暴動鎮圧に出てきたが、その一隊はザメディと遭遇して、あえなくやっつけられてしまう。
重力場駆動システム
【幻3】ベガが飛行するのに使用する装置。重力場推進の一種。原理は宇宙機のそれと同じだと考えられるが、不明。
シュガー
【幻2】リンクス・ギャングの配下のガールフレンド。売春婦。
守護神
【幻12】いろいろと良くないことが重なってノイローゼになっていた井沢郁江の母に、幼い郁江を殺すように命じた“声”のこと。彼女の実家の守護神であると語ったが、郁江に「幻魔よ退れ」と、正体を見破られ、消え去る。
守護霊
【幻14】肉体を持った人間を保護し、善導していく天上界の存在。その人の過去世であるという。
主の日
【幻18】“ハルマゲドン”の別称。おごり高ぶった不遜な人類、道義的に腐敗しきった人間達へ下される“神の怒り”であるためこのように言う。
丈
【幻1】→東丈。
消化器
【幻6】狂暴化した松田を止めるために河合康夫が見つけた武器。ただし、実際は、彼はそれを持ってオロオロするばかりだったが。
浄化の火
【幻10】凍えきった郁江を再生させるために、東丈は彼女に生体エネルギーをめいっぱい注入した。その時、彼女はそのエネルギーを炎と感じ、自分の中の不浄なものが総て焼き尽されてしまうのだと感じた。
少女
【幻16】義の小学校の同級生だった少女。昔、彼が好きだった少女で、彼女も彼を憎からず思っていたらしいが、中学三年のときに、義はそんな彼女を十数人の仲間と乱暴してしまった。
小六の男の子
【幻7】井沢郁江を待ち伏せて、付文をしたというマセたガキ。
女子大生の委員
【幻5】ＧＥＮＫＥＮのボランティア。講演会準備委員会のメンバー。郁江に気がある秀男君をまぜっかえす。
女優
【幻8】東丈と面会するが、満足する解答を得られず、警告を無視して江田四朗のもとへ行ってしまう。そこで恐ろしいことにあったらしく、丈に救いを求めて平山ビルにくるが、丈は不在で、こんどは高鳥慶輔の手に落ち、身も心もボロボロにされる。本名は元子。
女優のアパート
【幻10】四谷にある高級マンションの八階にあるが、いつの間にか高鳥の本拠になってしまう。洋風の高級家具にかこまれている。
女優の弟たち
【幻8】女優には弟が何人かいるらしいが、すべて東丈より年上である。
女優の付人
【幻8】二十代始めの若い女性。女優に起ったことに怯えて逃げ出したらしい。
ジョン・カコニアス・カトー
【幻3】白人だが、まるでアメリカのマンガに出てくる日本人の姿そのままの男。したたかな悪で、ミスタ・メインの個人秘書をしつつ“クェーサー”を乗っ取る計画を十数年前から計画。ドク・タイガーマンと組んで、ついにメインの追い落としにかかる直前、ルナ姫の手でそれが暴露されて、“クェーサー”から追い出される。
ジョン・メイン
【幻3】石油資本を中心とする多国籍企業“クェーサー”の社長。マンハッタンの超豪華アパートに住み、米国超能力者協会のパトロンになる。好人物ではあるが、やはり商売人としての本能からは抜けきれない。大柄なスポーツマンタイプの男
白髪まじりの刑事
【幻3】ニューヨーク警察に殴り込みをかけたソニーと冷静に話しあった刑事。チンクの連れていかれた場所を教える。
四朗
【幻1】→江田四朗。
白水健太郎[しろうずけんたろう]
【幻15】白水美晴の子供。四歳。自閉症だったが、木村明雄に“光”を注入され、心を開く。愛称は“健太”。
白水美晴[しろうずみはる]
【幻13】クラブ“ルイザ”のホステス。中学三年で男を知り、過去に、悪の学生達に凄まじい暴行を受ける等、暗い人生を送って来て、カササギのような悪声になってしまい、十七歳の時に健太を産む。健太は四歳なので計算が合わないが、二十三歳。田崎宏との縁でＧＥＮＫＥＮの箱根セミナーに現れ、郁江の講演に感動し、無名塾に参加し始める。“四次元生物”の巣のような状態だったが、木村明雄にすべて駆除してもらう。“女のエッセンス”のような女性。
白水美晴の父
【幻15】アル中（？）で、幼い娘に対して、欲望を隠そうともしない男だった。そのために、彼女は、男らしい“真実の父親”を求めていた。
白金の光で包まれる地球
【幻8】東丈のイメージ。太古におこった幻魔大戦において人類が幻魔を打ち破った時の記憶。
白く輝く光球
【幻8】杉村由紀が十六歳のときに、彼女の頭へとぶつかって来たもの。ある種の生命エネルギー、或いは霊体であると考えられる。その後から彼女の超能力が自覚されるようになる。
親衛隊
【幻17】井沢郁江のアシスタント・グループの陰での呼び名。
真我
【幻14】人間の魂の本来のもの。宇宙エネルギーの一つとして光輝くという。
神経疲労
【幻3】ＥＳＰ能力を使いすぎたために、神経系統がその負荷に耐えられなくなる現象。
進行性筋萎縮症
【幻5】木村明雄のかかっていた病名。小児マヒによく似た難度の重病で、十歳ぐらいで発病し、全身にマヒが広がって死ぬことがある。
新庄[しんじょう]
【幻4】江田四朗にそそのかされて、ＧＥＮＫＥＮ総会を潰そうとした一人。
心臓圧迫
【幻10】ＰＫによって相手の心臓に圧力をかけるもの。高鳥慶輔が美人女優を守るために、不審な訪問者に対して使った。
神託
【幻18】神の霊を体内に導き入れ、そのアドバイスを受ける霊媒的なものの他に、幽体離脱し、高次元世界へ行き、そこに居る高級な霊からアドバイスを受けるという方法もある。
神託所
【幻16】高次元世界へと幽体離脱して、高級霊達からのアドバイスを受ける場所。ムウ大陸にあった。
新年講演会
【幻12】一月十四日に行なわれた東丈の講演会。劇的な盛り上がりを見せて、予定を四十分も超過した。中央区の会場で行なわれた。
真の救世主
【幻1】無限の正のエネルギーを全宇宙に充満させる存在。
信は愛、信は力
【幻3】フロイの言葉として、ベガがつぶやいた。
信は愛、信は力
【幻14】「光のネットワークを信じろ」と言う井沢郁江のセリフの中に出てくるが、彼女もなぜそんな言葉が口をついたのか不思議に思う。
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