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新幻魔大戦編

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水晶球

【幻1】ルナ姫が、未来予知に用いた道具。彼女の精神集中の目標であると考えられる。ＤＣ―８が空中分解する直前に粉々に砕け散ってしまう。

数学の教師

【幻4】ＧＥＮＫＥＮ総会の当日、平山圭子と廊下で会い、席はあるかと尋ねた教師。

スカイラインＧＴＲ

【幻7】田崎宏の車。

杉村由紀[すぎむらゆき]

【幻7】板倉俊彦の秘書をしていた女性。登場時は三十一歳だったが、12巻の一月二十四日時点からは三十二歳。身長百七十センチ。後に東丈の個人秘書となり、ＧＥＮＫＥＮの秘書グループのリーダーを兼ねる。十六歳のときに白く輝く光球が頭にぶつかり、テレパシーに目覚める。十八歳の頃から“声”に導かれて海外へと渡り、その後、さらに点々と人生の放浪をするが、東丈に会うことにより、ついにその旅の終りに来たことを知る。東丈の失踪後、一種のノイローゼに陥るが、矢頭に襲われたとき、その原因が、丈を肉体的な異性として意識して、彼の言葉を一つとして理解していなかったためと気づく。米国超能力者協会に招かれた東丈の代理として渡米する。河村蓉子が由紀には子供がいると証言するなど、不可解な点も多い。前世はおみちだった。

杉村由紀襲撃事件〈仮称〉

【幻17】塚田組の兵隊だった矢頭が、傷心の杉村由紀を襲った事件。このとき、由紀は五体をばらばらにされる寸前まで行くが、居合わせた久保陽子と高鳥慶輔によって救われた。死を目前にして、由紀は自分の誤りに気づき、宇宙意識に目を向けることによって、ついに幻魔の精神攻撃から脱することができた。

杉村由紀のアメリカ人の友人

【幻17】一九六七年にニユーヨーク郊外で大事故を起した車を運転していて、三ヵ月の重傷をおった友人。同乗の由紀は軽傷だった。

杉村由紀の字

【幻9】少々乱筆らしい。それが、丈に言わせると、「本人の印象とかけ離れていて素晴らしいユーモアがある」らしく、「酔って書くと、きちんと書ける」とは当人の弁である。

杉村由紀の娘

【幻19】河村蓉子が主張する杉村由紀の子供のこと。由紀が十七歳のときの子供で、今ならちょうど中学生ぐらいの年頃らしい。しかし、当時の由紀には妊娠したという様子はなく、ごく普通に生活していて、周囲近所の人々にもその出生は謎のままらしい。しかも、当の由紀自身には、子供がいるなどという記憶は一切ない。しかし、当時の由紀はその噂を肯定して学校を退学したという。

杉村由紀の夢

【幻15】緑の草原で、十七歳の杉村由紀が、若く美しい神と交わりを持つという夢。

豆州[ずしゅう]

【幻18】松平伊豆守信綱のこと。

スズキセンセイ

【幻20】康夫の中学時代の教師。彼が“先生”と呼ばないがために、よく彼を殴った。

星の門[スターゲイト]

【幻19】七鬼八樹の主催する教団の機関誌。東丈や高鳥慶輔、井沢郁江らをこきおろした記事を掲載する。

スチュワーデス

【幻1】ルナ姫の乗るＤＣ―８に乗務。神秘ファン。ルナ姫の膝に毛布をかけようとして、彼女の精神集中を妨げる。大西洋上空の事故で死亡。

須藤久美子[すどうくみこ]

【幻4】ＧＥＮＫＥＮの創設期会員。青林学園高校の一年生。

砂の民

【幻9】人間不信が拡大して、個人個人の心が何の結合力も粘着力もなく、バラバラになってしまった状態を意味する言葉。

座り込み

【幻8】ＧＥＮＫＥＮ本部では、外来者が「丈に逢うまでは」と座り込みを始めることがある。熱心な入会希望者である場合もあるが、中には、東丈に霊力比べを挑んでくる精神異常者もいる。

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