GENMA TAISEN Glossary G/H TA

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新幻魔大戦編

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体育の教師: 【幻4】東丈の迫力に押された校長が怒り狂ったときに、校長室へ覗きに来た教師たちの一人。柔道三段。
だいかく先生: 【幻14】高野老人の師匠に当る人。ふらりと来ては、ふらりと去って行く仙人のような人物。難解になってしまった仏の教えを、わかりやすく、面白く教えてくれる。高野老人に“真の救世主降臨”の近いことを告げる。
タイガーマン: 【幻3】→レオナード・タイガーマン。
大地震: 【幻13】矢頭が井沢郁江を革ベルトではたこうとしたときに起こる。ただ一度の震動で終ったが、彼の気をそらした。
大新聞社の重役: 【幻12】丈の父の紹介で会った人達。丈自身が、左翼小児病にかかっていたことに気づかせてくれた人である。
大天使ガブリエル: 【ハ2】→ガブリエル。
大魔王即大如来: 【幻18】如来となるためには、魂は魔王となる経験もせねばならないとする考え方。そうしてこそ、その魂は、宇宙すら救うことができるようになるという。
太陽界: 【幻19】高鳥慶輔の唱える心霊界での最高レベルの世界のこと。
大輪の花の様な女の人: 【幻15】傷心を抱いた五歳の郁江を説得して家まで送ってくれた女性。あるいは、その女性は現在の十七歳の郁江だったのではないか、とは内村久雄の説である。
大連盟: 【幻1】アンドロメダ星雲等の島宇宙に存在する知的生命体が幻魔侵冦軍に対抗するために組織した。しかし、脆弱さ・軍紀のゆるみ・臆病・内部抗争・日和見・裏切り・星間種族エゴイズム・星間国家エゴイズム・宗教抗争により、結束が遅れ、ついに幻魔軍に敗北をきっする。
大連盟地球戦団: 【幻1】ルナ達、地球の超能力者戦団の正式名称。ベガは、この軍事顧問となる。
第六帝国: 【幻3】東丈の“力”に反発した江田四朗が、彼のＥＳＰ戦団構想に対して言った言葉。超能力者が、スーパー・パワー・エリートと化して、超能力のない劣等人種を支配する世界をいう。
高鳥オフィス: 【ハ2】ＲＭＡのオフィス。数百平方メートルのスペースを持つビルの一つのフロアを全て独占している。佐川未亡人の提供したものである。
高鳥慶輔: 【幻8】名古屋出身のＫ―大学文学部一年生。身長百八十二センチの長身でハンサム。才気がほとばしる感じの若者。クリスマス講演の時くらいから超能力レベルが上昇しはじめる。東丈の思想に共鳴してＧＥＮＫＥＮに入会を求めるが、許可されなかった。会への出入りは許可されるが、超能力のレベルが上昇するにつれて地金が現れ、自称“真の救世主”として、信者グループ“ＲＭＡ”を結成。徐々に勢力を伸ばし、魔王化していく。
高鳥慶輔の叔母: 【幻13】七年前、高鳥が小学生のときに、最終的な結合以外のＳＥＸテクニックをしこんだ若くて美しい独身の叔母。当時二十三歳。互いに厳格な学者の家系からはみ出しているという自覚を持ち、強く魅かれあった。後に、ラテン系アメリカ人と結婚し、日本を離れた。
高鳥慶輔の親族の一人: 【ハ３】少年時代の高鳥の眼前で、寄生虫を大量に嘔吐した。
高鳥慶輔の肉親: 【ハ３】両親はともに教育者で、兄弟も学業成績優秀であり、みな学究肌の人間。
高鳥マシーン: 【ハ３】高鳥の活動の手足となるようなもののこと。
高野: 【幻14】経済団体協会会長。七十三歳のかくしゃくとしたハゲの老人。箱根行きの小田急電車の中で、井沢郁江たちの席の近くにおり、彼女の言う“真我・偽我”の話に感動し、以来、郁江の後援者となる。過去世が“松平伊豆守”で、正雪門下一同の仇敵だった人物。
高村[たかむら]: 【幻5】都庁職員。ＧＥＮＫＥＮの幹部。自分の存在を主張したいために、無駄な発言をするクセがある。その下心を丈に見ぬかれていたため、幹部会の後、ＧＥＮＫＥＮによりつかなくなる。
卓[たく]: 【幻1】→東卓。
タクシー運転手: 【幻4】田崎を、丈との決闘の場である綜合グラウンドへ乗せていく。田崎をおろしたあと、道につばをはくのを丈に透視された。
タクシー運転手: 【幻17】杉村由紀を、平山ビルから赤坂のホテル・ニュージャパンまで乗せていったタクシーの初老の運転手。
タクシー・ドライバー: 【幻2】ニューヨークのタクシー・ドライバー。暴動の起こりそうな殺気立ったハーレムに入ろうとするルナ姫とベガを止めようとしながらも、その入口まで乗せて行く。“ポパイ”のブルートみたいな男。
タケ: 【幻13】塚田組へ行った井沢郁江を監視していたチンピラの一人。矢頭に口答えして、肋骨を四本折られる。
竹居[たけい]: 【幻12】ＧＥＮＫＥＮの青年部の一員。固肥りで浅黒くエネルギッシュな若者で、ひょうきん。郁江の全快パーティーにおいて、内村とマンザイを演じる。
竹川公一[たけかわこういち]: 【幻13】東丈を訪ねた有名人の一人。
武田[たけだ]: 【幻13】田崎の友人。塾生。
田崎のおじさん: 【幻10】田崎宏のこと。木村明雄がこう呼ぶので、田崎はくさってしまう。同年輩の河合達は、「おにいさん」なのに。
田崎宏[たざきひろし]: 【幻4】青林学園高校三年生。保守党の大長老政治家を祖父に持つ暴れ者。正義感は強いが、ガキ大将の域をぬけない。そのころのあだ名は検事総長。丈との対決の後、回心し、彼の協力者となり、急速な人格的成長をとげ無名塾を開く。過去世で丸橋忠弥だった。前世で悪妻を持った記憶があり、女が苦手だが、平山圭子を心の中で秘かに愛している。私立大学に合格。
田崎宏の家の“応接室”: 【幻10】二十畳近い広さがあり巨大なシャンデリアがさがり、広大な庭が見える。
田代光子[たしろみつこ]: 【幻18】山本の娘。十歳の小学四年生。父親がヤクザだったため、母方の籍に入っている。名付け親は父の山本で、彼は子宝に恵まれにくい体だったので、生まれた光子が天からあずかったかぐや姫のような光り輝くお姫様のように見えたため、この名をつけた。しかし、長い間、母一人娘一人で暮して来たので、戻って来た父親にとまどっている。予知能力があり、ハルマゲドンによって滅亡してしまった地球の姿や、外見は素敵だが、中身は化物のような若者を幻視する。とても考えが深く、小さい頃の井沢郁江によく似た少女。しかし、塾の人間はそんな彼女を誤解して、“難物”とあだ名をつける。高鳥慶輔を監視しているという少女は、おそらく彼女だろうと思われる。
田代光子のお友達: 【幻18】唯一光子のことを理解する友達だったが、関西に引越してしまう。光子の予知能力によると、もう生きている間には会えないらしい。
立ち合い: 【幻13】田崎宏と塚田組の山本との対決。作品中にその描写はないが、あっけなく山本の敗けで終ってしまったらしい。
ダボシャツ、腹巻の組員: 【幻13】塚田組にやってきた東丈に、いきなり話しかけられ、当惑した組員。
多摩川堤・石地蔵: 【幻5】脅迫電話の人間が、東丈に来るように指定した場所。昔、ここで大きな喧嘩があって何十人も死んだという。地蔵は、その供養のためらしい。
魂の系列: 【幻9】血縁としてのつながりではなく、この世の中で、同じ目標で何かをしようとする魂達の“グループ”のこと。

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