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内蔵圧迫〈仮称〉
【幻12】東丈の新年講演会に強引に入ろうとした高鳥慶輔達を止めに入った松岡高志は、突然強烈な腹痛をおぼえる。高鳥に腹部の生体エネルギーをぬき取られてしまったためである。
中倉[なかくら]
【幻11】東洋病院の医師。入院してきた井沢郁江を最初に診断した人。すでに手遅れで絶望的だと語った。
中西[なかにし]
【幻6】高校の番長。松田を江田四朗の教団に誘った。教団は“ネズミ講”式に構成人員を増やしている。
中野[なかの]
【幻9】高鳥と同時期にＧＥＮＫＥＮに出入りするようになった未入会員の大学生。その後、高鳥慶輔グループでＧＥＮＫＥＮ内の情報を探る密偵のようなことをする。現在は、ＲＭＡの筆頭秘書をしているが、責任感は皆無に等しく、何でも他人に押しつけようとする。高鳥が将来与えてくれるであろう富と地位を期待して盲従しているが、グループがあるレベルに達したなら、高鳥は彼を捨てる気でいることを彼は知らない。少し変質者の気がある。自称“ミカエル大天使長”。
中野の妹
【幻19】中野に犯された少女。
なすか
【幻8】平山ビルの地階にあるレストランの名前。ここで、東丈はクリスマス講演会後、初めて杉村由紀と会った。
夏本幸代[なつもとさちよ]
【幻10】ＧＥＮＫＥＮの秘書見習。二十歳の女子大生。ひどく鈍感で、他人の気持を読み取ることにまったく疎く、独善的。箱根セミナーでの井沢郁江の講演に感動し、衝動的にざんげするが、郁江が会の主導権を握ったことに反発し、反郁江派となる。その後、ＲＭＡの幹部候補生になり、高鳥慶輔から“霊の主の指輪”を与えられる。そのとき、神界霊ラメエルに憑依され、異言を語りだし、“破壊王”の到来を高鳥に告げる。
難物
【幻20】個性の強い光子に、塾の者がつけたあだ名。
南峰[なんぽう]
【幻19】東洋病院の患者の一人。絵描き。物事をすねた目で見て、義に文句を言った人物。
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