GENMA TAISEN Glossary S O

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幻・ハ編

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お

お犬さま占い: 【新】江戸市中で評判になっている女占い師の占い。真名児が行なっている。
応じ返しの術: 【新】遠当ての術に対抗する術。お時は正雪からこの術を受けて倒れる。
大火事: 【新】おまきが予言した、寛永一八年の大火事。
大火事の夢: 【新】お蝶との精神融合を遂げた香川千波が、お蝶の記憶の中の大火事の風景を自分の体験として見たもの。お蝶がタイム・リープする寸前のものである。大火事は、一六五七年の明歴の大火と思われる。
狼: 【新】月影の化身した姿。ベアトリスの釵を口にお時の元へ戻るが、釵を渡して、その故郷の山へと去る。犬神一族にとり、狼の姿へ変身すると、なかなか人間に戻れなくなってしまうらしい。
大鴉: 【新】沢野忠庵による黒ミサの魔法陣の中に出現した超古代の神の裔。お時に、彼女の使命を思い出させるために現れた。月影によると、自らを“偉大な種族”と名乗ったという。
お蝶[おちょう]: 【新】寛永一八年（一六四一年）六月生まれ。おまきの娘。生まれながらのタイム・リープの能力を持ち、一九九九年、破滅した地球のエスパー戦団の中に明暦年間の江戸時代から時空を超えて現れる。香川千波の意識と融合され、お時となる。
お時[おとき]: 【新】江戸時代の時間跳躍者お蝶の身体に、精神体としての香川千波が合体して産まれた超能力者。肩に蝶の形のアザを持つ。幻魔に敗北した一九九九年の世界から、幻魔に対抗しうる超能力者の家系を産み出すために江戸時代へと跳ぶ。その世界で魔人と化した由井正雪と闘い、また、月影と名乗る人狼の忍者と出会う。そして、山本千之介と愛し合い、その子供を宿す。
お波[おなみ]: 【新】杉田屋へお時が入り込むときに使った偽名。大阪の方にいるおまきの従姉妹に当たる人物になりすましたのである。
おまき: 【新】お蝶の母。隠れ切支丹として同心たちに追われているところをお時に助けられる。杉田屋猪之吉の女房で、猪之吉との間に幾度も子を宿すが、超能力者としての遺伝子を持つが故に、その子供は流産されてしまう。しかしお波が渡したベアトリスの釵の手助けでお蝶を産む。そして、彼女を胎内に宿している間は、多くの予言を行なう。
女占い師: 【新】お犬さま占いの女占い師。真名児の表向きの商売。
女牢: 【新】江戸常盤橋にある女囚用の牢。切支丹と間違われたお時が投獄された場所。

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