GENMA TAISEN Glossary S E

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幻・ハ編

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回向院の一言観音: 【新】回向院とは明暦三年の大火後に大量の焼死者を葬った万人塚のこと。その一言観音がお蝶を身ごもったおまきの夢枕に立ち、江戸の大火を予言するが、当時回向院は存在せず、明暦の大火は十八年後のことであった。
超能力者[エスパー]: 【新】人類の五感を越えた能力。四肢を使用せずに物体に力を及ぼすなど、常人の持たぬ能力を持つ者達のこと。念力者（サイコキノ）、感応者（テレパス）、遠隔移送者（テレポーター）、催眠者（ヒプノ）などがある。
エスパー戦闘集団: 【新】ベアトリス王女がエスパーを集め、幻魔に対抗するために作った戦団。しかし戦闘に値する能力を持つ者は、七〇億の人類の中でわずかに千人。そして香川千波が彼らと出会った時には、敗残の二〇名ほどの小グループになってしまっていた。
超能力者の誕生: 【新】人類の中で、その遺伝子の無数の組み合わせの中からある種の畸型として誕生するらしい。しかし多くの場合、その異常な遺伝子のために、彼らは出生以前に死亡もしくは流産されたりして、成人に達するケースは極めて少ないと考えられている。
エドガー・ケイス: 【新】アメリカ最大の心霊予言者。一九九八年までに環太平洋地震帯の海没すると予言し、アメリカでの世界破滅ブームを呼ぶ。
江戸大学: 【新】香川千波の通っていた大学。彼女は、ここの史学科で学んでいる。史学を選んだのは、後に彼女がお時として活躍するときのことを潜在的に予知していたからかもしれない。
エド・メガロポリス: 【新】一九九八年の日本の首都。幻魔の地震攻撃によりあっけなく壊滅してしまう。
遠隔催眠: 【新】テレパシー能力により、他者の精神に強く干渉し、その人間を思い通りに操る能力。一種の念力ともいえる。千波の怒りが、彼女にこの能力を開放させた。
遠隔性交装置: 【新】一九九八年に流行していたメカニセックスのひとつ。俗にテレファックと呼ばれ、電話回線を使用して行なう。

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